また、賢く選ぶコツも紹介していますので、入札情報サービスを選定する際の参考にしてください。
入札情報サービスおすすめ8選を比較!
入札案件を効率的に探すには、信頼性の高い入札情報サービスの活用が欠かせません。しかし、どのサービスが自社に合っているのか判断するのは簡単ではありません。料金も機能もそれぞれ違うからこそ、きちんと比較して選びたいところです。
この記事では、代表的な有料入札情報サービスである「入札王」「NJSS」「データウェア・ネット」の3つを取り上げ、料金、情報の質、使いやすさ、サポートなどの観点から比較してみます。
最後まで読めば、自社にぴったりのサービスが見えてくるはずです。
各サービスの基本情報と料金比較
まずは、3社の料金体系と基本的なサービス概要を一覧で見てみましょう。
サービス名 | 料金形態 | 料金 | 無料トライアル | 扱っている情報 |
---|---|---|---|---|
入札王 | 契約地域数、契約期間で変化 | 1地域 約12,666円/月 47地域 60,000円/月 | 10日間 | 入札情報、落札情報、入札予定情報、予算書情報 |
NJSS | 契約期間で変化 | 全国 64,000円/月 | 8日間 | 入札案件、落札案件 |
データウェア・ネット | 契約地域数、契約期間で変化 | 1地域 8,000円/月 33~47地域 40,000円/月 | 14日間 | 入札情報、落札情報 |
それぞれに強みがあり、料金だけでなく、どんな情報が得られるか・使いやすさ・サポートの有無といった観点から比較することが大切です。
入札王:多人数での情報共有と使いやすさが魅力
「入札王」は、株式会社ズノーが提供する入札情報サービスで、全国9,200以上の機関からの情報をカバーしています。
主な特徴
- 必要な地域のみを契約することで費用を抑えられる
- 落札した企業だけでなく、応札した企業や金額などの詳細データも豊富
- 1契約で最大200名までメール配信を受信することができる
- 入札予定情報、予算書なども閲覧可能
特に注目すべき点は、「1契約で複数人に情報を配信できる」という点。大企業や複数拠点で入札案件を追うような体制にもフィットしやすい仕組みです。
一方で、料金体系がやや複雑(地域単位で変動)なため、事前の確認が必要です。
NJSS:情報量と検索性が最大の強み
NJSSは、株式会社うるるが運営する入札情報サービスです。登録している企業数も多く、その実績から安心感があります。
主な特徴
- 全国8,300機関以上の情報を網羅
- 過去の落札データを簡単に検索可能
- 案件管理・リマインダー・共有機能など豊富
- 利用サポートや導入支援あり
特に、検索性と過去実績の分析機能が非常に優れており、マーケティング視点でも活用できる点が評価されています。
注意点としては、料金が高額な部類であり、初期費用が30万円かかるといった点があります。入札業務で実績を出してきた中堅〜大手企業向けのサービスといえるかもしれません。
データウェア・ネット:コスト重視なら選択肢に
株式会社データウェアが提供する「データウェア・ネット」は、都道府県単位で契約できる明朗な料金設定が魅力のサービスです。
主な特徴
- 1都道府県なら月額8,000円から始められる手頃な価格
- 全て手動(人の力で)収集
- 108の業種別に細かく分類され、探しやすい
14日間の無料トライアルが用意されており、まずは気軽に試せるのが大きなメリットです。中小企業や、特定の地域で案件を探したい企業にとっては手の届きやすい選択肢といえます。
一方で、他サービスと比べると対応機関数や情報の網羅性、過去の入札案件の情報保管が限られています。そのため、必要な情報であれば見逃しをしたくない方や、過去の仕様書を参考にしたいと考えている方には、物足りなさを感じることもあるかもしれません。
まとめ:試してわかる“使いやすさ”は大事な判断材料
どの入札情報サービスにも、それぞれに強みや個性があります。しかし、最も重要なのは「自社の運用スタイルや体制に合っているかどうか」です。
機能が豊富でも使いこなせなければ意味がありませんし、安価でも情報が不足していれば機会損失につながる可能性もあります。
その意味でも、実際に操作してみて“感覚的に使いやすいか”“必要な情報が見つかるか”を確かめることが、後悔しない選び方につながります。
各サービスが提供している無料トライアルは、その判断を下すための貴重な機会です。まずは気になるものを実際に使ってみて、比較検討してみるのが最も確実な方法といえるでしょう。
また、賢く選ぶコツも紹介していますので、入札情報サービスを選定する際の参考にしてください。
入札情報サービスおすすめ8選を比較!